皆様こんにちは!開院して1ヶ月が経ちました。
GWはみなさまいかがでしたでしょうか?
診療や入院の子のお世話などもあり、私自身はほぼどこにも行けなかったのですが、
先日、舞鶴公園のカレーフェスに行ってまいりました。やっぱカレーって美味しいですね!
カレーを食べると腸が程よく刺激されて幸せホルモンと呼ばれる”セロトニン”が多くでるとかなんとか。。。。
カレーの真意はともかくですが、脳腸相関と言って腸の状態は脳や精神状態に大きく影響することが知られております。(前述のセロトニンの80%は腸から出ております)
↓九州大学大学院の先生の記事です。興味のある方はお読みください。
https://www.yakult.co.jp/healthist/242/img/pdf/p02_07.pdf
さらに、腸内細菌のバランス(細菌叢、腸内フローラ)が全身の免疫や体質に影響する、というのも近年徐々に分かってまいりました。現在獣医療業界でも非常にホットな分野です。
飼い主の皆様には、愛犬、愛猫のフードやサプリなどには十分に気をつけていただければと思います。ずっと薬漬けだった病気の子がフードの変更やサプリを併用することで薬を大幅に減量できたり止めることができた事例は私の経験でも多くあります。
お悩みの方はいつでもご相談くださいね。
腸を観察するのにとても良いのが超音波画像診断装置です。
当院では小型犬〜大型犬まで対応できるプローブ(お腹に当てる部分)を保有しております。この1ヶ月で心臓の中のフィラリアを見つけたり、お腹の中の腫瘍を見つけたりとフル稼働しております。
血液検査では計り知れない部分、つまり心臓やお腹の臓器はもちろん、実は眼球、関節、肺まで痛みもなく内部構造を観察できます。
健康診断でお腹や心臓の検査もできますので、こちらも合わせてご相談ください